これまでに書いてきた家出の記事はこちらです。
家出記事① 「私の年表 モラハラ経験〜離婚まで」
家出記事② 「もうこの人と一緒に居てはダメだと思った瞬間」
家出記事③ 「このモヤモヤの原因は一体何?」
家出記事④ 「夫のモラハラに気がついてから、専門家に相談したこと」
家出記事⑤ 「唯一家出することを伝えた駐在仲間の友人」
家出記事⑥ 「家出の時に何を持ち出す?」
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持ち出すものを徐々に整えた私は。
もう今週家を出るしかないと感じていました。
夫と一緒の週末すら迎えたくなかったのです。
水曜日 「唯一家出することを伝えた駐在仲間の友人」で書いた出来事のあった日。
そして、
木曜日 もう明日の夜便しかない!と意気込み
翌日のフライトの航空券を予約!
今まで一時帰国の際には日系の航空会社しか使ったことがなかった。
でも、今回は現地の航空会社。
もちろんサービスは・・・良くないのは分かっている。
安さには敵わない。
なぜなら。
勝手に、尚且つこっそりと家を出るのだから、帰国のチケットが会社から出るはずもなく、自腹で対処しなくてはならなかった。
それにこの時から私は自分の所持金で行動をする、ということを決めたから。
家族のクレジットカードも持っていたけれど、
後々、お金を使っただろと夫に文句を言われるのも嫌、
足跡を見られるような気持ちになるのも嫌。
自分のお金がたくさんあったわけではないけれど。
もうこれは私の単なる決意、でしかなかった。
その国を去る日程を伝えたのは姉と駐在のお友達にだけ。
二人とも理解してくれている安心できる相手。
気をつけて、出発しなさいと言われ、そして無事を祈ってくれた。
航空券を取ってからも夫にどう伝えたらいいかを真剣に考えていました。
でも、もう話しかけるのすら恐ろしくって、無理。
もし明日の飛行機で帰るだなんて言ったら・・・・何をされるか。
言わないで家を出るのも恐ろしい・・・。
もうどうすることも出来なかった。
そんなことを考えていたら、珍しく私は熱が出てきた。
気がつくと子供も・・・。
大きな人生をかけた計画を前に、緊張とストレスが子供にも伝わったのだろう。
明日のフライトで本当に帰れるのだろうかとドキドキが止まらなかった。
そして、これがこの家で最後の夜なのだと思いながら眠ったのを覚えている。
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