前回の投稿で、モラハラをされていた当時の私の気持ちや行動について詳しく書きました。
(詳しくはこちらから→「私の年表 モラハラ経験〜離婚まで」)
夫と一緒に生活して4年が過ぎていました。
生き辛さにも気がつかないほど、モラハラ夫に洗脳されていた私。
そんな中でも、
「これはおかしい!!!」
と思った決定的な出来事がありました。
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2014年5月のある日曜日。
娯楽の少ない国で家族揃って行くところはショッピングモールくらい。
その日もモール内にある韓国料理屋さんで夫と子供と私の3人で食事をしました。
大好きなサムギョプサルを食べ夫も私も少しお酒を飲み、子供は食事中も機嫌よく大好きなトミカで遊んだり。
あぁなんていい休日だ、なんて思いとってもいい気分。
韓国料理屋さんを出て、お次はショッピング。
3人で靴屋さんを眺めていたところ。
夫が、
「トイレ行ってくる」
と一人でトイレに向かったのでした。
私と子供はそのまま靴屋さんにいようとしたら、すぐに子供が
「僕もトイレ行きたい」
と言い出したのです。
急いで私は子供と二人でトイレに向かい、まだ一人では十分に出来ない子供の世話をして靴屋さんに戻りました。
そこには夫の姿はなく、私は子供の手を引いてショッピングモール内を探そうを歩き出しました。
そうしたら、
向こうからものすごい形相の夫が現れたのでした。
「どこに行ってたんだよ!
電話したのになんで出ないんだよ!!!」
と他にもお客さんが沢山いるショッピングモールの廊下で大声で怒鳴られました。
私は、
「子供があの後すぐにトイレに行きたいって言い出したから。
トイレ行って靴屋に戻ったんだよ。
子供の世話してたから電話にも気がつかなかったよ」
と言ったのでした。
どう考えても、私が怒られる立場ではないのです。
かといって、この状況は私が夫を怒る立場でもないのです。
ただお互いがそれぞれのタイミングでトイレに行った、というたったそれだけのこと。
それでも怒り狂う夫に私も負けじと言い返してました。
そして、
ついに夫の口から出た決定的な一言。
「俺が悪いっていうのか?」
でした。
その言葉に含まれた意味とは、
俺が悪いとお前は言いたいのか?
俺はいつだって悪くない。
悪いのはいつもお前だ。
俺に反抗する気か?
お前には負けたくない。
と、私は解釈しました。
「俺は常に正しい」
との事。
もしも、相手を尊重する気持ちがあれば絶対に口には出ない言葉だと思う。
一緒に生きている夫婦なのに。
どっちが良い悪い、どっちが正しい正しくない、どっちが合っている間違っている。と、
判定することに価値があるのでしょうか?
こういう観点で妻を見ている、見下している夫をはっきりと確認した私の気持ちは。
「もうだめだ。
今までいろんなことがあったけれど、この見方をする人と一生一緒になんていられない」
と思ったのでした。
そのあと、ショッピングモールを後にして車に乗り込んだ時の状況と気持ちも今でもはっきりと思い出す。
運転は専属運転手がしていたので、後部座席に親子3人。
子供は夫の膝の上。
夫は機嫌よく子供とじゃれ合っていた。
けれど私はサングラスをかけ、窓の外だけを見つめていました。
「さて、どうしたものか。何をどうしていいのか、さっぱり分からない。」
その出来事からたったの20日後には家出を決行していたのだが。
その時の私には、次への行動が何も頭に思い浮かばなかったのでした。
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はじめまして、のんママと申します。私とほとんど同じパターンでビックリしました。メル友になっていただきたいくらいです。私は今、別居みたいな形にしています。こちらのモラ夫も電話に出ないだけで形相変えて怒りました。結局思い通りに物事が進まないと怒る、心の狭い人です。
のんママさん
初めまして!コメントありがとうございます。
共感していただけて嬉しいです。
別居されて少し快適になりましたでしょうか?
ご自分のことを大切にされて、お過ごしくださいね。