家出 · 駐在生活

家出時にお別れした思い出の品との再会

意を決して、家出をしたのは今から2年4ヶ月前。

あの時、海外に住んでいた。

スーツケース3つ、手荷物、ゴルフバック、ベビーカーと、

最後に大切な子供を抱えて逃げてきた。

 

限られたスーツケースは、すぐにいっぱいになった。

これからの生活を考えたら、簡単に買えないものがたくさんあるけれど、

優先順位を決めて持ち帰る荷物を選ぶ。

 

 

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最後に、どうしても悩んだものが2種類。

気に入っていた思い出のドレスたち・・・・でも置いてきた。

日本で着る機会なんてない。

それもこれから大変な日々が待ち受けているというのに、パーティードレスは、絶対に要らない。

 

そして、もう一つこれだけはどうしても持ち帰りたい!と思ったのは。

自分で制作したクロスステッチの作品!

クロスステッチとは、糸をクロスさせてバツを作って、それで絵を作り出す刺繍。

 

結構、海外駐在している奥様の間で流行っている。

 

その理由は、

  • 材料が少なくて済む。
  • 場所を問わずできて、楽しむことができる。
  • 世界各地でクロスステッチ文化があり、各地で材料を購入することができる。
  • そして・・・そのくらいしか駐在中にすることがない。

 

私にとってクロスステッチは、心を落ち着かせるものであった。

モラハラされている頃、悩んだり落ち込んだりしながら現実逃避する唯一のものであった。

 

夫は家に帰ってきたも、私のことは完全無視。

イヤ〜な空気が流れる。

 

そんな時、同じリビングには居るけれど、ちょっとでも違う空気が吸いたい時に、

クロスステッチをしたりしていた。

 

作品は大小2つずつ。

リビングの壁に点在して飾っていた。

 

小さなものは、スーツケースに入った。

でも大作の2点は、どうしても無理。

 

思い入れがあるから、どうしてもこの作品と離れたくなかった。

 

もしこのままこの家に置いていったら、夫が本帰国の時にはそのままにされたり、捨てられるのであろう。

 

そんなことを考えたくなかった。

 

当時家出のことを相談していた唯一の友人に、家出の数時間前に電話。

私の作品を預かってもらえないか・・・と。

 

そうしたら、友人は快く引き受けてくれた。

もしこの作品を気に入ってくれた人がいたら、あげてもらってもいいと言ってはいたのだが。

 

今回、その友人が日本に本帰国して船便で持ち帰ってきてくれたのだ!!!

 

その作品が今日私の家に届いて再会!

 

60センチ×50センチくらいのサイズの額が2点。

一つは、バンコクで買ったキット(布、針、糸、図案のセット)で、子供が生後4ヶ月から1歳になるまでの時期にじっくり作成したもの。

なかなか寝ない子供が寝た時に作成するのが楽しみであった。

 

もう一つは、パリに行った時に買ったもので、夫のモラハラ最盛期に色々な想いを胸に作成したもの。

結構難易度の高いものであった。

 

どちらも、いろんな思いが込められているが今見ると愛おしい。

子供は、この作品のことを覚えていなかったけれど、気に入ったようだ。

 

この作品たちも、私も、よくここまで頑張ってきたな、と思う。

離婚成立した時よりも、今日の方が感慨深い!!!

 

当時住んでいた家は、4ベットルームの250平米の新築マンション。

現在は、1DK25平米の築40年のアパート。

 

今日届いた作品は、今の狭い家にはとっても大きく感じる。

壁に飾ったら、全く隙間がなくなる。

 

作品を見ると、

あの日、あの時の感情を思い出す。

 

でも今はハッピーに生きている私は、もう嫌な思いにはならない。

いい思い出だけ。

 

明日フックを買って、壁に作品をかけよう♪

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