家出 · 調停 · 離婚

最後の調停③ 財産分与に対する私のこだわり

最後まで争点となっていたのは、財産分与対象財産と面会交流の今後の方法について。

まずは財産分与について話していきます。

 

前回までの調停で、どの部分が二人で築き上げた財産で、どの部分がそれぞれが婚姻前に築いた固有財産なのかというのをはっきりさせようとしてきた。

 

なかなか相手が明らかにしてこなかった財産の中に、銀行口座やローン口座があった。

私が家出の際に、夫が家に放置していたキャッシュカードや通帳、印鑑関係を全て持ち帰っていたのだ。

家出の時も、こんなもの持ち帰ったら夫に怒られるんではないか、持ち帰ってしまったら離婚の話で私が不利になってしまうのではないかと怯えていた。

でもネットで調べて、『婚姻中は妻が夫のキャッシュカードなどを持っていても問題がない』ということが分かったので持ち帰った。

 

そして、確かに全く問題がなかった。誰かに責められることも、さすがに間に2人弁護士が入っているので相手からも責められることもなく。

 

そのキャッシュカードや通帳は、夫が家に適当に置くくらいなので、大した内容のものではないとは思っていた。

しかしいろんな銀行口座やローン口座を持っているんだな・・・。

 

 

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日本に約5年ぶりに帰った私。

ちょっと浦島太郎な部分がいろんな面であった。

 

お金のおろし方や通帳記入の仕方が分からない・・・・

 

その家出の際に持ち帰ったカード、通帳類も私にとっては何が何だか分からないし、どんな残高が出てくるのかも怖いものであった。

役所の女性相談員さんが初回の弁護士さんとの相談に付き添ってくれた。

その時に女性相談員さんに、

 

『通帳記入なんて、怖くないわよ!!!一緒に銀行も行きましょう。』といって銀行までもついてきてくれた。

 

まとまった金額の入った口座のカードは、家出の際に持ち帰った中には無かった。

カードがないともちろんお金を下ろすことが出来なかった。

銀行の窓口で、確認したけど家族でも通帳だけでは預金を下ろせないということ。

それは、諦めた。

 

少しでも手がかりをと思い、1つだけ記帳ができた通帳を月に1回記帳し続けた。

お金を下ろせるわけではないのに。

それで、通帳の履歴で夫の生活が少々垣間見れてしまい、逆に苦しかった。辛かった。

 

一方で、諦めきれないのは何が何だか分からない口座が複数あること!

 

それまでの調停でも当然のこととしてこれらの口座を明らかにしてと言ったのだが、

『もう使ってない口座だから何も入っていない。

これ以上些細な財産について言うのなら、離婚調停を成立させない。

もし起訴するのであれば、反対に不当に面会交流を断られた件で慰謝料請求する』

 

と、書面で脅されていた!

その頃には、私は子供の健康保険証を2年かけて入手したばかりであり余計な医療費がかからなくなっていたし、このまま婚姻費用をたくさん貰い続けて離婚裁判に持ち越してもいいよ〜くらいに思ってた。

裁判したいなら、ど〜ぞ!って。

(裁判に行かせたくない調停員さんは、焦ってましたけど)

 

銀行口座の残高を明らかにするには、銀行の窓口で印鑑と身分証明書、口座の分かるものを持参すれば、後日指定した住所に残高証明書を送ってくれる。

いつの時点での、残高証明書と指定することが出来るので婚姻した日と別居開始日の両方を取得すれば婚姻期間中の財産が明らかになる。

費用は銀行(ゆうちょは安い)によって少々異なるが、1通数百円から千円ほど。

 

銀行に行けばいいだけなのに、相手は行かなくて1回分調停を余計にしている。

 

さらに、ATMで残高を見ようと思ったら大して残高がなかったんだけど(数円もしくは数十円)、取引の証明書としてのレシートの様な小さな紙も出てこなかったのだ、という。

 

無いなら、無いなりの証明をして欲しい!!!

で、これでまたさらに調停1回分余計であった。

 

ここで、取引の証明書が取れない場合の弁護士さんの賢い方法!

ATMで100円でもいいから、その口座に入金すれば、取引の証明書として小さな紙が出てくる。

 

とのこと。

調停員さん達もなるほどね〜〜〜〜そんな方法があるんですねと、納得。

そういえば、こちらの弁護士さんは終始、相手側の弁護士より一枚上手だった。

 

そしてその次の調停には、その方法で証明書を出してきた。

 

私としては、もう大して財産はないであろう、相手は全て出してきているのだろうとは思っていたけれど、信頼が出来ない。

 

なぜなら、

  • 今まで婚姻生活中に口座の残高を見せてくれたことはない、
  • 今いくらあるの?と聞くとこの間言っただろなどと怒り出す、
  • 生活費を渋られていた、
  • 勝手に作ったであろうネット系の口座がある(一時帰国中に夫の実家に通知が届いていた。当時は証拠を取らなかったので後悔。怪しいものは写真を撮っておくべきであった。不明なものまでは調停では追及できない、裁判では調べることができる)
  • 勝手に株を始めていた。

 

なんだかお金に関して、本当にモヤモヤすることが多かった。

何としてもスッキリとこの離婚を終わらせたかった。

私はそこをこだわったので、少々調停が長引いた。

 

でも、こだわって良かった。

それで心が整理できた。

細かい女、うるさいやつだと相手にも弁護士、調停員に思われても気にしない。

 

自分が納得するまで、戦った。

 

 

 

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