先ほど、弁護士さんから電話があった。
来週、第7回目の離婚調停を控えて、相手側弁護士さんから連絡があった内容を伝えてくれた。
- 来週の調停で、離婚を成立させたい
- 争論となっていた財産分与の一部が、相手側の固有財産と証明出来ないので財産分与の対象にして良い
- 今週中に、主張書面をファックスする
詳細はわからなかったけれども、この3点が分かっただけで、進歩!
そして何より、相手側が離婚したい意思をはっきりと表してきたのは初めてだった。
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いつまでも休みを取って、長引く調停に出向くのも嫌になったのだろう。
また、いつ海外赴任になるかどうかが分からないから、対応出来るうちにすっきりしたかったのだろう。
弁護士さん経由で、婚姻費用の請求をしていて、毎月のその支払いもバカらしくなったのだろう。
『婚姻費用』とは、いわゆる生活費のこと。
婚姻中は、夫婦が同等レベルの生活をするべき、よって婚姻費用という名の生活費を渡さなくてはならない。
養育費は良く聞くけれど、婚姻費用って聞き慣れない。
要するに、婚姻費用とは、<養育費プラス妻の生活費>。
だから、もらえる金額は養育費よりも高額になる。
そのため、婚姻費用を請求するということは、相手側に少しでも離婚を早めたいと思わせる要因になることができる。
過去に遡って請求するのは、難しいが。請求すればもらうことができるもの。
諦めてしまっている人もいると思うけれども、代理人を通してでも請求するべきである、と私は考えてます。
もしくは離婚調停の中でも婚姻費用を請求することができます。
離婚調停をする前に別居中であれば、長引く離婚調停に先駆けて婚姻費用をもらうためだけの『婚姻費用の調停』をすることもできます。
婚姻費用や養育費の算定表は、こちらの裁判所のHPで見ることができます。
子供は何人か、子供の年齢、相手の年収、自分の年収でおおよそが分かります。
実際、私と夫は年収差が激しく異なるため、かなりもらえてます。
たかがお金、されどお金。
請求していなかった初めの数ヶ月ともらえている今とでは、心の安定が全然違います。
少し、婚姻費用のことで話が逸れましたが。
調停の話に戻ると前回までの調停で、かなり揉めていました。
前回の第6回の調停時点での相手の、要求は、
- もうこれ以上、財産分与を求めるな。
- 些細な金額を求めるなら、調停を成立させない。
- もし離婚裁判になったとしても、逆に子供に会わせなかったことを訴えてやる。
- エフピックを通さないで、同居親と直接連絡を取り自由な面会をしたい
- 固有財産があるという銀行の証明を出すことが出来ない代わりに、母親からの主張書面を出したのでこれを認めろ
という内容で、かなり興奮していて挑発的であった。
そこから今回の弁護士さん経由の連絡の様に、急展開したのは前回の調停員に説得されたから。
通常、調停員がいる部屋にお互いが顔を合わせないように交互に入って話をするが、2回ずつくらい部屋に入りだいたい1時間半程で終了する。
しかし前回の調停は、3時間以上に及んだ。
その待ち時間に弁護士さんと
『今日が山場ですね』
って話をしていたぐらい、調停員は相手側の説得に入っていた様子が分かるくらい長時間の待ち時間であった。
最後に私が部屋に呼ばれた時には、全てこちらの言い分が通っていた!!!
調停員さんも早く離婚を成立させたかったのであろう。
調停員さんは、早く調停を成立させることでポイントが上がる様で、6回も調停をするなんて、評価が下がる要因だった様。
まさか、調停が不成立にでもなって裁判に持ち越されたら、それこそ調停員さんにとってみれば、がっかりなことなのだろう。
そのためか、この日はすごく頑張ってくれて、こっち寄りで第6回調停が終了していた。
お陰で、前回の調停が終わってからの2ヶ月間、私はとても気分良く過ごすことが出来た。
次回の調停では、財産分与の取りまとめと今後の面会交流について話し合わせるのではないかと思われる。
今週中に出てくる相手側の主張書面次第で、こちらはどう出るか、来週で離婚成立となるのかが粗方分かる。
来週にかけて、離婚に向けて山だ!
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