モラハラ · 駐在生活

旅先で手足口病

旅先から、そのまま日本に子供を連れて帰ろうかと思ったことがある。
三日でも連休が取れれば、すぐに海外旅行に行っていた。
その時は、シンガポールへ!
私はその時、シンガポールへの旅は初めてだった。
日系の百貨店で買い物ができたり、ナイトサファリに行ったり、グルメを堪能したり、夜まで外を出歩けたり(私が住んでいた国は一人で外を歩くことができなかった。夜なんてなおさら)、本当に楽しかった。
旅行に行く前から、夫はシンガポールに住む先輩と会う予定でいた。
駐在員の妻をしている、夫のオンナの先輩。
私は全く面識がないけれど、一緒に行こうと言われてた。
しかし、
その人との飲む約束の前、動物園の帰りのタクシーで、子供の様子がおかしい。

40度近い大熱!

ぐったりしていてかわいそう。
それでも気にせずわたしと子供も同席させられた。
解熱剤は飲ませていたので、初めは良かったけれど、徐々にぐったりする子供。
それならみんなで早くホテルに帰るよね?心配だよね?
って思うんだけど。

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すでに3時間近く飲んでいたのに。

『2人で先に帰れ』と言われた。

見知らぬ初めての地なのに、送ろうともしないので、タクシー乗り場まで私と子供を夫に見送らせた。
そこで、嫌味。

『こういう時は男には黙って行かせてくれよ。』

先輩とはいえ、人妻と夫の2人きり。わたしはその女性のことをよく知らない。
それで、気持ちよく帰れるわけがない。
ホテルに子供と戻ってベッドに潜り込む。
全く眠りにつけない。
明日の便で、ここから日本に帰ろうかな。
呑んだくれて何時に帰ってくるんだよ!
不安で不安で仕方なかった。
不安にさせる男なんて、今となっては、一緒にいる価値はもう無かったのだと思える。
そこまでして、家族でいる、夫婦でいる必要は全く無かった。
わたしの心を削ってまで、居なくって良かったんだよ。
今ならそう思う。
そのあと、夜中の2時近くにようやく帰ってきた。
私は寝たふり。でも帰りを確認できたので、眠ることができた。
翌朝、二日酔いの夫。グタグタすぎて、全く観光にも行けなかった。
しかも最終日。
なんだったんだ、この旅行は。。。
そして、子供は相変わらずの高熱。かわいそうだった。
帰りに駐在仲間と同じ飛行機になったけど、子供はいつもならテンションが上がるのに。
ぐったりしていた。
とにかく明日、朝一番で病院へ行こう。
そんな時にも、夫は他人事。
協力なし。
むしろ、俺二日酔い、辛い。みたいな態度。
飛行機の中でも全く手を貸さない。
この人といても、虚しくなるだけ。
あぁやっぱり、日本行きの飛行機に乗れば良かった。
翌日の病院で、子供は手足口病にかかっていたことが判明した。
手足口病というと今でも思い出すことは、このシンガポールでの出来事
子供と勝手にホテルに帰れと言われたことと、
夫が女性と飲んでいるのを帰るのを待つ虚しさ、
二日酔いの不機嫌に付き合わされる嫌な気分。

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