モラハラ · 子育て · 駐在生活

自分の体調不良時に助けを求めても・・・

あれは、子供が1歳になったばかりの頃だった。

 

メイドさんは年に一回の長期休暇中。

 

いつもこういう休みになると自分の故郷に帰るのだけど、

 

列車が遅れたとかで、平気で二日ほど遅れて戻ってくる。

 

その時もまだまだメイドさんが戻るのは先のことであった。

 

 

たまたま夫の海外出張が

 

その期間に重なった。

 

 

その間はもちろん私と子供の二人の生活。

 

で、メイドさんがいないので

 

広い部屋の掃除はもちろん家事は全て自分でしていた。

 


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なんとも運の悪ことに、

 

そんな時に限って、

 

私の具合が悪くなってしまった。

 

 

子供は、やっと歩きだした頃で

 

後ろにひっくりかえるので目が離せない。

 

床は大理石で出来ているので、非常に危ないのだ。

 

 

 

ほとんどをソファに寝っころがって過ごし、

 

その体勢で子供と遊ぶ。

 

とにかく起き上がれない。

 

なんとか子供の離乳食を準備。

 

病院にも行くことが出来ない。

 

 

 

こんな時、日本であれば

 

助けに来てくれる身内がいるのかもしれない。

 

民間のベビーシッターさんにお願いすることも出来たかもしれない。

 

 

でも・・・

 

 

孤独な海外生活。

 

なかなか手伝ってくれる人はいない。

 

シッターさんも突然雇えるわけではない。

 

みんな苦労して探して、やっと預けることが出来ている。

 

 

仲のいいお友達は同じく幼い子供がいて、

 

助けて!と言えなかった。

 

(今となっては、友達に助けを求めても良かったのかも、と思えるけど。)

 

 

もうどうしようもなくなって、

 

夫に『お願い早く帰ってきて!』

 

とお願いした。

 

それから一日半ほど経って、

 

予定より半日早いフライトで戻ってきてくれた。

 

 

帰ってきた時の

 

形相と言ったら・・・・

 

 

恐ろしかった。

 

 

『大丈夫か?』

 

の一言もなし。

 

私に目も合わせない。

 

ムスッとしている。

 

『早く帰ってきてやったんだぞ!』

 

と言われた。

 

たった半日早く帰ってきたくらいで。

 

確かに、仕事の打ち合わせをキャンセルしてきてくれたのは、

 

本当に感謝する。

 

でも私は具合が悪くて動けない。

 

話すことも出来ない、よちよち歩きの子供の世話も

 

まともに出来ない母親と大事な赤ちゃんを残して、

 

心配に思うことはなかったのかな?

 

 

もうこれは、

 

なんとしてでもすぐに復活しなくては!

 

と思い。

 

病院へ。

 

医者が点滴は必要ない!というにも関わらず、

 

『お願いだから点滴して!!!』

 

と言って点滴をしてもらった。

 

 

完璧ではないまでも、だいぶ復活した。

 

 

後から考えれば、点滴までしなくても良かったかもしれないけれど。

 

当時の私には、

 

そうするしかなかった。

 

そうしないと、

 

家に帰れなかった。

 

具合が悪くても、寝込むことが出来なかったから。

 


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