モラハラ · 子育て

Parisにて

少しでも連休があれば、滞在国から海外旅行に行っていた。

 

生きてるだけで、ハードな国だったので、

 

逃避したくって、国外脱出する日本人は珍しくない。

 

 

行き先は、憧れのパリ。

 

1歳になったばかりの子供は、

 

何故か、行きの飛行機から下痢。

 

それも・・・ものすごい下痢。

 

一回するとズボンがビショビショに汚れてしまう程。

 

オムツもそこまで沢山持ってきてない、もちろんお着替えも。

 

パリに着いてからも、1日に5回くらい着替えてはお洗濯。

 

旅しに来ているのに、、、

 

ヘトヘトなわたし。

 

他人事の夫。

 

唯一良かったのは、ホテルのシャワールームに洋服を乾燥出来る装置が付いていたことくらいかな。

 

夜は下痢にヒヤヒヤで眠れない。

 

素敵なカフェに行ってもすぐ下痢。

 

漏れてる〜〜(-。-;

 

すぐにホテルに連れて帰って着替え、洗濯。

 

 

夫の協力なし。

 

楽しめない。

 

小さな子連れなこともあり行けてもビストロ止まり。

 

やっと行けたビストロでもやっぱり下痢。

 

 

はぁぁ〜〜。

 

 

こんな時に気持ちが寄り添った夫婦なら、協力出来るのかな?

 

笑って過ごせるのかな?

 

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もう明日帰るという日の朝、

 

わたしは子供の下痢で寝不足な上、子供の対応でゲッソリ。

 

その横で、夫はパリで買える某ヨーロッパのブランドのフライパンの適正価格をネットで調べている。

 

 

え?今やる?

 

そんなにフライパン欲しい?

 

今子供具合悪いよ、わたしグッタリだけど?

 

 

もう我慢ができなくて私は、こう言った。

『もぉ〜〜協力してよ〜〜』

 

 

夫、ブチ切れ!

『すぐ終わるよ!』

 

わたし『今日はゆっくりしたい』

 

夫『はぁ?ルーブルとオルセー行くぞ』

 

 

と、

 

ワガママ言ってるお前が悪いんだ、

 

子供が可哀想と怒鳴られた。

 

 

ものすごく、テンション下がりながらルーブルまでの道を歩く。

 

モンブランの有名店アンジェリーナ付近を歩いている時、

 

こんな人生やだな。

 

この人と一緒なんて。

 

もう。いやだ。

 

きっと素晴らしい街並みだったのに、ムスッと歩いてたんだろうな。

 

 

あの有名な、ルーブルの三角ガラスのところで子供とわたしの写真を夫に撮ってもらった。

 

わたしはものすごいムスッとした顔で写っている。

 

こんなに素晴らしいところに来ても、これじゃ勿体ないよなぁ〜〜と。

 

なんとかならないものか・・・・と。

 

 

お金があって、素晴らしいところに何処へでも行ける!!!

 

でも、一緒に行くのは最も恐れている夫、

 

心の寄り添うことの出来ない夫と。

 

 

私の人生、そんなんで良いわけない。

 

 

それから2年経ってから、家出。

 

もうパリなんて行けない、そんな余裕ない。

 

もう行きたいとも思えない程、海外旅行なんて別世界の話。

 

 

駐在当時はどれだけ浮世離れしていたか、

 

突然家出して、日本の現実に飛び込んできて、

 

ようやく実感した。

 

夫のいない生活の幸せや安らぎ、と共に。

 

 

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