前述の
でお伝えした事件の翌日。
私は日本に住む身内にメールで相談していた。
時期としては、家出の1年7カ月前のこと。
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身内を通して女性センターに相談していたとは、今の今まですっかり忘れていたが、
モラハラメモに書いてあったのです。
何をされたかの記録をつけることの大切さについては、
『モラハラ体験を手帳にメモし始めた』ですでに書いてますので参考にしてみてください。
私から相談を受けた日本に住んでいる身内は、かなり親身になってくれて、
近所の女性センターに電話して問い合わせてくれていた。
その時の内容がメモに残っているので、
以下に記しておきます。
『女性センターの方から』
- わかる範囲でということで、代わりに聞いてもらった。
- まず第一に旦那さんは横暴ですよね
- 妻に対しての配慮がない
- 自分の都合で海外に連れて行っているのに
- メイドを雇うな
- 保育園に入れるな
- こういう発想はエスカレートする可能性がある
- 今後、子供の養育費、学費を渋る可能性もあるので注意
- お母さんがなんでもやってくれるのが当たり前の、甘やかされて育った人ですか?
- 今後も海外生活が長くなるのも心配
- 日本に帰ってからもっとエスカレートするのも心配
- 海外にいる間は、あまり喧嘩になるような話し合いは避けたほうがいい
- 助けに行ける人や、制度がないから
- 次の一時帰国の時に女性センターに電話もしくは直接相談するのがいい
- 海外在住のため、日本に住民票がないのなら、身内の住所のあるところで良いので相談すること
- もし離れて暮らしたいなら、夫が日本に帰ってから、日本で話し、取り決めを行いなさい
- その際に人に間に入ってもらうこと
- 書面を交わす
『身内に言われた言葉』
- あなたは悪くない
- 自分を責めないで
- 今とは違う生活を、私も選択できるんだという風に思って、
- しばらく冷静に自分の日常を観察すること
『当時の私の心配事』
- 日本の奥さん達は家事して働いていると言われたけれど、日本に本帰国したらしたで、外で働いていないくせに、と言われそう
- 親権でもめそうで怖い
- このまま私が黙って食事の準備などをしていくと、私がやらなくてもいいことを夫の要望のためにしてしまっていることが風化してしまいそうなことを恐れている
- でもこの考え自体が、許されないことなので、解決しなくては
- どうやって日本で話し合いを持つことができるのか、不安
- その後に、ものすごく怒られそう
- 次の一時帰国の日本での滞在費をくれるかも心配
当時の私は、自分が悪いと思い込んでいたので
(モラハラ夫にそう思い込まされていた)、
女性センターの人の言葉と身内の言葉が、
信じられなかった。
私にも味方がいるんだなぁと思った。
自分が傷ついたこと、腑に落ちないこと、ちょっと言い辛いことを
話せる人を見つけることって大切だ。
でも、
その相談の後、
夫からの言動は忘れようとしていた。
ただただ毎日生活して、
夫の言う通りにしていれば、
それほど、責められない。
大きな事件がなければ、
まあこれでいいのか、と思っていた。
人はマイナスなことは忘れようとする。
マイナスなことは、考えたくない。
マイナスなことを直視したくない。
とにかく、忘れようとしていた。
一時帰国の時にも女性センターに相談もしなかった。
あの時にしていたら、
その後の生活が、ちょっと楽になっていたのかもしれない。
いずれにしても、今の状況の様に
家出はしていただろう。
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